デザインとアート・自己顕示欲と不安・現代においての生産事情など

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たまには個人的な見解を述べてみようかなと思い立ち、ペン(キーボード)を取った2ndです。
今回はちょっと真面目なお話のつもり。

世の中に自分の表現したものを見てもらいたい欲求。自己顕示欲。これはクリエイターなら誰しもが心の奥に潜めていると思います。まだまだ若い時、自分はこんなことが出来るという自信とこんなもの出していいのだろうかという不安を抱え、人の目を気にしながらモノツクリ。経験として、ありだと思っています。常にその思いが同席し、頭の中はそれだけでカオス状態。でもね、モノツクリに限らず、全てに言えたことと思う。営業職だってプログラマーだって。


どれだけ効率的な計算式や営業方法により、たくさんの顧客を得られるか?
(得られなかったらどうしよう。。)
どれだけ無駄なコードを省き、美しくエラーのないコードを書けるか
(エラー連発したらどうしよう。。)など。例えれば切りがないけど。

それに、歳をとっても不安はつきもの、自分はデザインに関する勉強は学校では一切したことがなく、行き当たりばったりで偶然デザインという仕事につき、かれこれ15年以上携わっているが、逆に歳を重ねてた分だけ、周りが良く見えてくると自分の経験値の少なさや知識の足りなさに不安を感じたりするもの。どうせつきまとうものなら、解決しようなど思わずに、仲良くつき合えばいい。人間は不安がなければそのことに対して考えない生き物。常に不安を自分の側に同席させて自分のスキルアップなど、自己投資に役立てていこう。

これはあれに似てるね、これは作風が誰々とかぶってる。作品を作って行く上で人の意見はたいがいこういうもの。いいねしか言わない人はたいがい関心の無い人や、真剣に捉えてくれていない事が多い。真剣に捉えていれば、意見もぶつかるし、とことん駄目だしされることだってある。

が、そんなことにめげずに、真剣に言ってくれる人の話は良く聞き、自分の糧となる話は真摯に受け止める。駄目と言われたからといって、その人が本当に正しいのか自分できちんと考え、実行する。人の真似、人の意見、そういうのをたくさん見聞きして学び、自分の好きなものやそれらの知識と経験を積み、それらは意識しなくても自分の考えや考え方というものに固まり、やがてそれらがその人自身のアイデンティティとなり自然とモノツクリや表現方法、対処方法に表れてくると。

つまり言いたいのは「アート」を例えて言えば、それらのアイデンティティを爆発的にアウトプットすることがアート。個人的にはそういう解釈してます。(ここで言うアートとは絵だけに留まらず、あらゆる表現方法においてのことを差しています。)

さて、話は変わり、デザインとアートとは曖昧な部分があるにせよ、僕の認識では全く違うもの、デザインは設計図のようなもの、人の思考や動作などから、それに適切な表現を作り上げ、その時代に合った人と人、人と物などにおいてコミュニケーションを計る伝達手段。

例えば、商業デザインの例として、店舗の内装デザイン。コンセプトやターゲット、顧客単価、坪単価、人の動きや平均的な客の回転率など、いろいろなものを考慮し、人の目につくデザインが必要な部分、機能的にしっかりしていれば特別にデザインする必要もない部分、安全面での問題がないかなど、最終的な予算なども踏まえます。そうやって、設計図が描かれていきます。

もう1つ例えにだしたいのはお店の看板。その店舗のアイデンティティやターゲット、メイン商材を打ち出すためのロゴデザイン、会社ならCIというもの(コーポレートアイデンティティ)で、会社のコンセプトやビジョンなんかをロゴなどに込めて、視覚化(シンボル化)するわけですね。平たく言えば、普段使っているwebサイトのアイコンもそう。言葉ではなくシンボルとして認識させるもの。地図に使われる記号や道路の標識も、平たく言えばアイコン。ピクトグラムとも言いますね。これらはシンボル化するという手順があり、それは設計と言える作業。どのような図案により、人々はこれをどう認識するのか?

では、2nd的に僕らがよく扱う商品のTシャツはどういう観念か?それはデザインでありアートであり、複合的なプロダクト。だと考えます。
Tシャツのデザインと言えば、真っ先に思い浮かべるのはグラフィックデザイン。しかし、Tシャツというプロダクトができるには、ますボデイの形、素材、色、サイジングなど、もっと商業的観点から言えば、生地幅による裁断パターンの無駄のロス低減、ロット数における原価のコストダウンなど、様々な要因において「デザイン」が必要とされます。裁断パターンもデザイン、カラー展開もデザイン、素材選びもデザイン、購買層のターゲットを決めたり原価のコストダウンや生産効率はビジネスデザイン(ここではビジネスの仕組みや仕掛けという意味で使ってます)。そこに必要であればグラフィックデザインが最後にのっかるだけです。(グラフィックデザインがメインの場合ももちろんあります。)

では、アートでもあると言うのは?

Tシャツにおけるグラフィックデザインには、一般的に受け入れられる大衆的なものから、着る人を選ぶような、独創的な図案のものまで幅広く展開されています。それらはブランディングにおいて決定されることや、個人のアートを低コストでプロダクトとして販売することだったりもします。後者では商業的成功よりも一般的には手を出しづらいアート作品を一般的になじみある形にして販売するという部分において、アートを前面に打ち出した、言ってみれば、個人のアイデンティティをアートプロダクトとして発表したいという欲求を感じます。

他にもありますが、Tシャツが複合的なプロダクトであると言いたかったのはこういうことです。プリントが施されたトートバッグやマグカップ、ステッカーなども安価にプロダクティングできるという意味では同じ類いですが、世界的において一番馴染みのあるアイテムはTシャツではないでしょうか?

自己顕示欲をプロダクト化するには現在においてTシャツはもっとも安価で簡単にできるものです。現在はインクジェットプリント、UVプリント、昇華プリントなどたくさんのプリント方法があり、方法によっては1枚から生産することも可能で、シルクスクリーンのように安価に制作するためにロットを積む必要(版下の作成が必要ないため)のない生産が可能です。アートTシャツだって1枚から生産可能です。ただし、安価にできる反面、クオリティの低いものや雑なものが蔓延する可能性も秘めているのも実情です。またコストを抑えるため海外での生産(中国やバングラデッシュ等)も、やり方によっては搾取とよばれ、資本主義の難しさも考えさせられます。世の中にはフェアトレードなるものや、クリエイターやデザイナー個人、工場などが自らブランディングを行い販売までしていくなど、中間業者が少しづつ追いやられてる感も伺えます。

という事で、安かろう悪かろうな生産をしないよう、自分も努力していきたいところです。

今回、文字ばっかで読むの疲れますね。すみません、自分で見直していて疲れました。何を言いたいかまとめ切れない感たっぷりですが…
これからデザインやクリエイティブな仕事を目指す人へ、何かしらの参考になれば幸いです。
2ndでした。

なんだか、いろいろ書いて疲れたので、気がつくと、いつもうちのソファーで熟睡している飼い猫ならぬ、野良猫くんの写真でしめたいと思います。

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