さて2ndです。クリスマスイブの早朝にブログ記事を書いてる2ndです。と言っても私にとってクリスマスはただの平日と変わりませんので、平日のテンションで書きます。要は… いつも通りです。
フォトショップでリンク画像の配置に関して通常の設定方法
イラストレーターなんかではリンク画像が変更されると自動で更新される機能がありますが、フォトショップではそもそも画像を読み込んでリンクできるってこと自体あまり知らない方も多いのではないかと感じます。自動更新されない不便さはありますが、まぁイラストレーターのベクトルデータだってフォトショップにリンク画像として読み込めるので便利と言えば便利ですね。
まずはフォトショップにリンク画像を読み込ませる通常の方法です。
1.ファイルメニューの配置を選択、読み込ませたい画像(psdファイルに限らずイラストレーターのファイルなんかも読み込めます。)を選択する。
2.その後、元データの変更があっても読み込みさせたリンク画像は自動で更新されませんが、スマートオブジェクトを維持していればリンクの再配置で同じファイルを読み込ませ、変更されたファイルに更新できます。
とりあえず、通常の方法に関しては既出の情報が沢山ありますので、やり方仕方はこの辺にしておきます。「フォトショップ リンク画像 自動更新」などのワードで検索すればすぐに見つかると思います。
がっ!、もっと便利なものありましたので使い方を含めてご紹介します!
フォトショップでリンク更新の時短ワザ
こういうものは必要になってから調べるので今まで必要性をあまり感じなかったので探していませんでしたが、世の中には便利ツールが揃っているものですね〜。フォトショップで出来ないんだし、リンク画像の自動更新したいならそもそもイラストレーター使えばいいじゃんみたいな発言もありましたが、みんながフォトショップとイラストレーター両方持ってるとは限りませんよね?
なのでイラストレーターは持ってないけどフォトショップでなんとかできない?的な答えを探してみた結果、自動更新は出来ませんでしたが、作業ステップを簡素化・効率化するという感じで使えそうと思ったのでご紹介。ウェブデザインなんかでフォトショップを使ってる方にはヘッダーやバナーなどパーツごとで別管理したりできるので、もしかしたら効率化へつながったり、作業の手間が減ったりするかもしれませんね。
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効率化へつながる便利なエクステンション(機能拡張)
こちらのPS-Script というサイトで公開されている「Smart Object links panel」というエクステンション(機能拡張)がその願いに一歩近づけてくれます。この機能拡張を使えばリンク画像の更新など、自動まではいかないものの、1クリックで更新できたり違う画像への変更なども簡単です。
こちらからエクステンションをダウンロードできます。
http://ps-scripts.com/bb/viewtopic.php?t=3045
※上記のリンクページ上部の方に書いてあるリンクはCS4バージョンになりページの下の方にCS5バージョンのリンクが掲載されています。
エクステンション(機能拡張)のインストール方法
インストール方法はこちらを参考にしてください。
1.リンクをクリックしてLinksCS5.zipというファイルがダウンロードされたらLinksCS5.zxpというファイルが展開されます。
2.ファイルを開くとアドビのエクステンションマネージャーが開きインストールしますか?と聞いてくるので続行してインストール。
3.フォトショップを起動してウィンドウメニューからエクステンション→Linksというパネルを開けば準備OK。
Smart Object links panelの使い方
さてLinksというパネルを開き、早速使い方を簡単に説明します!
1.まずは読み込ませたいリンク画像の配置ですが、一番右の新規ドキュメントぽいアイコンをクリックし、読み込ませるリンク画像を選択します。
2.スマートオブジェクトのまま所定の位置に画像を配置します。
3.それでは早速元画像を編集してみましょう。
4.テキストを入れ替え、背景画像も変更してみましょう。
5.編集が終わったら保存します。
6.さきほどのファイルを開き変更されているか確認してみると… まだ変更されてませんので、リンク画像のレイヤーを選択した状態で一番左の矢印がついたアイコンをクリックします。
7.リンク画像の情報が更新され、ファイル名の横に、リンク画像が変更されたことを示す黄色い警告アイコンが出ます。
8.ここですかさず真ん中の矢印2つがぐるっと回っているアイコンをクリックするとリンク画像は更新されます。
9.次にリンク画像を変更してみましょう。変更したいリンク画像のレイヤーを選択し鎖のアイコン(RE-LINK)をクリックしますと選択画面がでますので変更したいファイルを選択します。レイヤー名を変更するかダイアログが開きます。どちらかを選ぶと…
10.やったね!画像が切り替わりました。
最後に補足的なことを…
レイヤーが少ないデータであればパーツごことにファイルを分けてリンクさせる必要性もあまり感じませんが、大量のレイヤーで埋め尽くされたデータはグループ分けしてあってもグループすら大量にあり、探しているレイヤーを探すのが困難な時もあります。人からもらったデータなど特に、どうグループ分けされているかもよくわからない場合もありますので、混乱することも多々。
このエクステンションをみんなで使えばプロジェクトで何人かで使い回すデータなどもパーツごとに管理すればお互いに混乱を防ぐ事ができるんじゃないですかね。まぁ、使い道は人それぞれですが、コミュニケーションをしっかりとって同じ方向を向いて仕事を進めることが勘違いや、無駄なやり直しなどを少なくする1番の効率化なんではないでしょうか?急がば回れですね。なかなか難しいですが。
デザイナーのベルトコンベアー作業
そしてデザイナー稼業。多様なデザイン稼業がありますが、誰もがクールなデザインだけ作ってれば飯が食えるってなわけでもなく、地味なベルトコンベアー的作業が延々と続くことだってありますので、クリエイティブでない作業をいかに効率化させ仕事を早く終わらせて飲みに行けるかってことが大事です。えっ、違う?・笑
作業を短縮させクリエイティブな部分にどれだけ時間を注げるかってことにしときましょう。
これからデザイナーを目指すみなさん、覚えておきましょう!
ちなみに長年パソコンを使った仕事をしていますが、私は未だにブラインドタッチのテキスト入力が苦手ですが、イラストレーターやフォトショップのショートカットやツールの切換えなどはブラインドタッチです。たまにコンピュータがグラフィック処理を終える前に次のショートカットキーをどれだけ入力できるかなど一人で無駄な挑戦などしています。
こういう地味に役立つデザインチップやテクニックが後々、切羽詰まってる時や締め切りやべぇっ!てな時に役立ちますよ・笑
バージョンごとの互換性
ちなみに互換性ですが、こちらに書いてあるとおり、CS5バージョンはCS6でもCCでも使えるようです。
私はCS6, CCはもってないので、参考までに。
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